あなたの毎日のスキンケア、 本当に大丈夫ですか?
というわけで、皆さんこんにちは。 皮膚科医である夫から学んだ美容の知識に活かして、ブログを書いている「まりな」と申します。 皆さんは、毎日のスキンケアや肌トラブルが起きる仕組みについて、ウェブサイトや美容雑誌の記事などを読んで、よく勉強されていると思います。 ですが、ウェブサイトや美容雑誌の情報を見て実際に試してみても思ったような効果がでらず、 「もう何が正しくて、何が自分に合ったスキンケアか分からない」と困っている方が多いのではないでしょうか? そこで、同じような不安や疑問を感じている方に向けて、皮膚科医の妻である私が正しい情報だけを分かりやすくまとめました。 これまでのNGスキンケアを辞めれば、今日から貴方の理想の肌へ近づける内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
【目次】
- >紫外線だけがシミや肝斑の原因ではない
- >レーザー治療でもシミは簡単に消せません
- >紫外線対策と保湿は冬の間も必須です
- >用量を守って継続しないと効果はありません
- >男性にシミやニキビが出来る原因と正しいケア
紫外線だけがシミや肝斑の原因ではない
紫外線による刺激がシミの原因になることはよく知られていますが、 実は、普段のメークや過剰なスキンケアがシミを悪化させる原因になっていることがあります。 皆さんは、ウェブサイトや雑誌で得た情報を元にこんな事やっていませんか?
・シミを集中的に隠すようなメークをしている
・気になるシミをついつい指で触っている
・洗顔や保湿の時に顔をマッサージしている
・顔に直接シャワーを当てて洗い流している
・お風呂上がりに保湿を後回しにしている
このような行動は、紫外線と同様に肌が刺激を受けて炎症を起こしてしまい、シミや肝斑、くすみの原因となります。
また、顔に刺激を与えてしまう下記の(1)~(6)を間違った方法で毎日繰り返していると
1)メーク
2)クレンジング
3)洗顔
4)化粧水
5)美容液
6)乳液
少し気になる程度のシミが化粧で隠すのが厳しくなるほど大きく(濃く)なってしまうんです。
洗顔はゴシゴシとこするのではなく、肌に刺激を与えないように、洗顔料の泡で顔を覆わせる程度にし、吸着された汚れを洗い流すだけというイメージで行いましょう。
また、集中的にシミケアをしたい時は(4)~(5)の保湿を顔に刺激を与える回数が少ない、オールインワンジェルも化粧品に置き換えたり、美容液だけにするなどして対策をするのが効果的です。
レーザー治療でもシミは簡単に消せません
シミが出来てもレーザー治療なら短期間でシミが消せると期待されている方もいるかと思いますが、残念ながら美容医療は魔法ではありません。 さらに、一度キレイに改善しても肌の表面には現れていない「隠れシミ」などからシミが再発する可能性もあるので注意が必要です。 レーザー治療が合わないシミもあることを理解し、きちんと治して再発させないためにも、美容医療だけでなく、正しいスキンケアを継続して行うことが必要なのです。 例えばレーザー治療でシミを治療した場合、1回の施術でキレイに消えることもありますが、治療後に炎症による色素沈着が起こり、シミが戻ってくる場合もあるのです。 また、1回でシミが取りきれない場合は、再度レーザー治療を行って徐々にシミを薄くしていくので、治療が長期間に渡り多くの治療費が掛かってしまうのです。紫外線対策と保湿は冬の間も必要です
シミ予防に紫外線対策と保湿が重要であることは比較的みなさん理解されているかと思いますが、冬場になるとちょっと手抜き…という方が多い印象があります。 実は肌内部まで届くUV-A(紫外線A波)は、冬でも夏の半分ほど降り注いでいるので、シミ予防の為の紫外線対策と保湿は年中必要なんです。 また、出かけない日は日やけ止めを塗らないという方もまだいらっしゃいます。 室内にいても窓から紫外線を浴びているので、紫外線対策を怠るのはお肌にとって要注意です。用量を守って継続しないと効果はありません
化粧品を使用していて「思っていたほど効果が感じられないな」ということがありませんか? 実は、化粧品は適量を定められた方法で、継続して使わないと期待される効果が発揮されません。 例えば、適量が500円玉大だとして、実際には10円玉大しか使っていないのでは効果は薄まってしまいます。 (実際に、化粧品のレビューなどで「効果がでなかった」と言っている方に多いそうです…。) 皮ふ疾患の塗り薬と同じで、化粧品は使用量を守り、継続してはじめて期待される効果が発揮されます。男性にシミやニキビが出来る原因と正しいスキンケア
男性の誰しもが知っておくと得をするスキンケアの情報についてお伝えします。 男性の場合、よく皮脂汚れを落とすことばかりに注目が行きがちですが、お肌にとってなにより必要なのは保湿です。 ポーラ化成工業の「男性の肌の特性」調査によると、肌の水分量について男性と女性を比較すると、男性は女性の半分以下という調査結果が発表されています。 肌の水分量が不足していると、シミやシワの肌老化や、潤いを補おうと皮脂が過剰に分泌され肌のテカリやニキビといった肌トラブルを招く原因に…。 男性の肌は「ベタついているから潤いは足りている」と思われがちですが本当は潤いが不足しており、肌が悲鳴をあげている状態なのです。 肌の水分不足解消には、セラミド、スクワラン、フラバンジェノールといった保湿成分が配合されている化粧品がおすすめです。
■セラミド
角質層の潤いキープの役割を担っている、角質細胞間脂質の構成成分でもあるセラミドは、最強の保湿力をもつと言われています。
■スクワラン
皮脂を構成しているスクワレンが原材料のスクワランは、肌内部の水分蒸発を抑制する能力が優れています。
■フラバンジェノール
フラバンジェノールは、角質層内の水分を抱え込み、肌の潤いキープを担っているコラーゲンの生成促進作用で肌そのものの水分キープ力を高めます。また、ビタミンCの600倍にもなる抗酸化力をもつため、肌老化予防に役立つでしょう。
有名な製薬会社が行ったアンケートでは「シミがあるだけで人は13歳は老けて見られる」という下記のような結果も出ています。
肌の悩みを解決したことで自分に自信が持つことができ、仕事や恋愛など様々なシーンでメリットがあったという人の声は意外と多いです。
男性の皆さんも是非この機会に自分の肌を見直されてみては?